私達は、工業塩(NaCl)の電気分解法により、苛性ソーダ(NaOH)と塩素(Cl2)を製造しています。塩素は、塩ビ樹脂(水道配管)や次亜塩素酸ソーダ(水道殺菌剤)の原料として、社会生活を支えています。
カーリット爆薬の製造で培った塩水(NaCl)の電気分解技術によって、パルプ漂白剤やロケットの固体推進薬原料、更には自動車の発炎筒等の製品を生み出し、約100年に渡り日本の産業を支えております。
信越化学グループは、米国、日本、欧州の3拠点で生産を行う世界最大の塩化ビニル樹脂メーカーです。米国のシンテック社では、塩ビの原料からの一貫工場のさらなる能力増強を進めています。