チタンとマグネシウムは、軽量な金属材料として広い用途が期待されています。両者とも六方晶という結晶構造が原因で加工が難しいという問題がありました。これを改善する基盤的研究を進めています。
科学技術振興機構の広報誌『JSTnews』7月号は「知の源泉 元素周期表」特集。室温加工できるマグネシウム合金で自動車や鉄道の軽量化を目指す長岡技術科学大学の鎌土重晴教授が登場。好きな元素はマグネシウムです。
軽くて強いマグネシウムは輸送機器の軽量化に資する環境に優しい次世代構造材料として注目されています。熊本大学は機械的特性のみならず耐熱性にも優れたLPSO型Mg合金の開発で世界を先導しています。