初めてのブラックホール撮影や惑星誕生の謎の解明に、ニオブは欠かせない物質です。国立天文台野辺山45m望遠鏡やアルマ望遠鏡では、ニオブを使った超伝導受信機が宇宙からの微弱な電波をとらえています。
東芝は、黒鉛の2倍の体積容量を持つニオブ含有酸化物を負極に用いたリチウムイオン電池を開発しています。6分間の急速充電でも大容量の蓄電が可能な、長寿命も兼ね備えた電池の実用化を目指します。