地球の主要な構成元素のひとつであり、シリコ ーンの原料として重要な元素である。現在シリコーンは金属Si経由で製造されているが、新しい触媒技術や反応プロセスの革新により、将来は砂からの直接製造を実現する。
ケイ素は炭素と同族でありながら多重結合を形成しにくい等異なる性質を持ちます。有機ケイ素の特異な反応性を量子化学理論で解明すると共に、宇宙に似た真空の質量分析実験で新規有機ケイ素化合物を創成しています。
ケイ素は地球上に多くある元素ですが、炭素と異なり生体中にはほとんど存在しません。一方、炭素と同様に低環境負荷、生体安全性が高く、かつ、大きく性質が異なります。斬新なアイデアでもっと使いたい元素です。
放射光施設にとって、Siは無くてはならない元素です。研究対象であるばかりでなく、放射光を実験ステーションに導くための、分光結晶、回折格子や集光鏡の基板として利用されています。
半導体の材料となるSi。IoT、ビッグデータ時代を迎え、社会を支える半導体用途はますます広がっています。東京エレクトロンは半導体製造装置のリーディングカンパニーとして、夢のある社会の実現に貢献します。
高純度化学研究所は、半導体の絶縁膜材料であるSi(OC2H5)4 [略:TEOS]のパイオニアです。これからもIoTや人工知能、自動運転などの次世代技術の発展に貢献していきます。
㈱東レリサーチセンターは、受託分析を事業とし、将来の省エネルギーに繋がるSiCパワーデバイスの分析法開発に積極的に取組み、世界トップレベルの分析技術を保有しています。産業界の課題解決に邁進します。
デンソーは、半導体の黎明期、1968年から社内でIC研究を行っており、現在では電子関連製品が主力製品の一つとなっています。今後も半導体・電子技術を高め、「環境」「安心・安全」分野で社会に貢献して参ります。
私たちのシリコーンは、あらゆる場面において What’s possible の境界線を押し広げています。私たちは新たな発見に対する情熱と深い業界知識で、お客様の What if を What is にする支援を提供します。
シリコーン製品は、ほとんどの製造産業で使用され、産業の高度化、省エネ化に貢献しています。シリコーン工業会はシリコーンについての正しい知識の普及をはかることを目的として活動しています。
信越化学は、1953年に日本で初めてシリコーンを事業化しました。半導体の基板として使われるシリコンウエハーや光ファイバーの原料となる合成石英も生産しており、高度情報化社会を素材の面から支えています。
シリコンは微細加工が容易なことからAFMの超高感度プローブに広く利用されています。世界初のAFMメーカーであるブルカーは、今後も研究開発に携わる方々に寄り添い、常に最先端の測定技術を提供して参ります。